創業者

七澤 賢治

1947 -2021 山梨県甲府市出身
思想家・比較宗教研究者・社会教育家

生きとし生けるものの全てのより良い存在と、その生命意志を実現するための研究を行い、地球全人類が、豊かさを分かち合って、共に生きていく新しい社会システムを創造することに貢献すべく、生涯を捧げた。

略歴

1947年、幼少より俊英のほまれ高く、膨大な読書と博覧強記で独創的な見識を培った
1972年、早稲田大学卒業
1978年、大正大学大学院研究科博士課程修了(宗教学)
この間、 奈良ならつよし氏より〈言語学、鎮魂〉を、小笠原おがさわら孝次こうじ氏より〈言霊学〉を学ぶ
1982年、白川伯王家伝の継承者・高濱たかはまひろし氏に入門
以降7年間の修行を経て〈白川神道〉の継承者となる
2000年、neten株式会社の前身となる株式会社七沢研究所 設立
2019年、音声と周波数のテクノロジーの応用で特許取得(特許取得済第6656648号)
これにより、「音声」「周波数」「社会への応用」を説く基礎を確立する

古神道の研究や宮中祭祀の継承を基軸に、日本人の精神文化の原型を探求し、「日本人とは何か」「人はどう生きるべきか」を現代社会に問い直した。
固陋ころうなイデオロギーや固定観念、文理の学際の枠に終生とらわれることはなく、歴史学から物理学まで広範な知識を駆使して思考した。自由闊達な知的活動を繰り広げ、人間味あふれる知識人であった。
その説くところは、個人の生きる自覚(意識変革)とよき社会の形成を説き、関連事業体を創設、また多くの門人・支援組織を育てた。また、その開明的な人柄から政・財・スポーツ界に多くのファンを持った。
いっぽう古典技能や芸術家には「和の哲学」の継承者として支援を惜しまなかった。また、古神道文献の保全保護に努め、収集した文献は社内図書館にて会員に公開されている。
神道をベースにしながらも「心霊」的な神の解釈は退け、超越的な存在は否定した。
われわれが生きる「自然共同体」に還ることを主唱し、その思想は「ふとまにの里」に造形化されている。
その全人格を背景とした思想は、「響生の哲学」として継承されている。
著書に七澤賢治講和選集『祓い』『鎮魂』『言霊』(和器出版社)他多数。

七澤賢治講話選集

著書・監修書

・『2020年「新世界システム実現」のための言霊設計学』(ヒカルランド 2012年)
・『なぜ、日本人はうまくいくのか? 日本語と日本文化に内在された知識模式化技術』(文芸社刊 2012年)
・『言霊百神』新装版(監修 和器出版株式会社 2016年)
・『言霊精義』新装版(監修 和器出版株式会社 2016年)
・『言霊開眼』新装版(監修 和器出版株式会社 2016年)
・『言霊学事始』(和器出版株式会社 2016年)
・『神道から観た仏教三部書』(和器出版株式会社 2016年)
・『神道から観たヘブライ研究三部書』(和器出版株式会社 2017年)
・『ウォーターデザイン』(和器出版株式会社 2018年)
・『七澤賢治 講和選集一 祓い』(和器出版株式会社 2021年)
・『七澤賢治 講和選集二 鎮魂』(和器出版株式会社 2021年)
・『七澤賢治 講和選集三 言霊』(和器出版株式会社 2021年)
など