昔ながらの「里山」を復活させたい。 そのような想いから、ふとまにの里の開発は進んできました。 自然の中では、水の中に入ったり、生き物を手で触ってみたり、あるいは土に穴を掘ってみたり、風を肌で感じてみたり、木を植えたり触ったりと、身体感覚を刺激されるふれ合いが、たくさんあります。 自然を身近に感じることができなくなってきた現代では、「自然と一如」という感覚が失われつつあります。 全ての生命に共通すること、それは、「この地球上で太陽の恵みを受けて、命をつないできた」ということ。 この生命を育む場であるこの地球の自然こそが、人であり、生命を成り立たせているにもかかわらず、その「自然」を感じるためには遠くまで行かなければならなくなってしまいました。 そこで、昔ながらの自然を体感できる公園のような場をつくろうと、山梨大学大学院 教育学部教授の井坂健一郎先生にご協力いただきながら、2018年より「ふとまにの里」の整備がはじまりました。 本社の前の、元ぶどう畑。 土地の大きさは1800坪。 起伏のある丘とその周りに木々を植え、森を作り、その間をぬうように、木と石と土でできた小川を流し、その流れの途中途中には、マコモ池に、三日月池。 流れ着いた先には、手植えの自然栽培の田んぼ、畑、ぶどう畑・・。 netenの技術でイヤシロチ化も行われています。 農薬を使わない大地、コンクリートで固められていない用水路、池にたくさんの魚たち、虫、それを目的にやってくる季節のたくさんの鳥たち。 木火土金水、五行の働き。 川があって、畑があって、田んぼがあって、そういうものをなるべく自然な形で触れて、大地の息吹を感じて、深呼吸したくなる。 あるいは自分の魂と自然とを向かい合わせる、そういうことをやれるような場所。 一人でも多くの子どもたちのために、本当の里山「ふとまにの里」を創造しています。