報告者 七沢智樹 

報告日 2019/05/05

netenは「VR」と「意識」の関係性に着目し、VR技術を使った意識体験のための技術開発やコンテンツ提供を行っています。

VR技術を使った意識体験をメディテーションに応用する際に、netenは以下の2つに分類した意識体験について、研究開発を進めています。

  1. VR技術を使わないとできない「同時空内」の意識体験
  2. VR技術ではじめて表現可能な「時空を超えた視点」の意識体験

VRの情報空間が現実をつくる

トランステック(意識変容テクノロジー)では、VRは重要な技術のひとつです。なぜなら、VRとは「ここではない現実」を体験させるテクノロジーだからです。

そして、このパワフルなテクノロジーを使って意識の変容を起こしたり、精神的な問題を解消したり、心理的な安定を図るということは世界中で試みられています。

netenでは、VRは仮想現実ではなく、今、目の前に広がる現実と同じように人の意識がつくる「実質的な現実」であると発信してきました。

なぜなら、情報を処理する脳は「目の前の現実」と「VRの情報」の区別ができませんし、そもそも意識が情報を統合して現実が生まれるためです。

そしてVRの情報でも「現実をつくる」ことができると捉えれば、VRは別世界へ行くテクノロジー(つまり、ワープ)だとnetenでは考え、VRを使った「意識進化」の方法を提案してきました。

そして2019年4月、このVRの本質に迫る考え方を示した本が、辞書のCollins English Dictionary でも有名なハーパーコリンズ社から出版されました。

フューチャー・プレゼンス 仮想現実の未来がとり戻す「つながり」と「親密さ」

<書籍の帯より抜粋>
仮想現実が未来をハックしはじめている。
「VRはAI以上に、僕らの世界を激変させる」
【解説】WIRED日本版編集長 松島倫明


フューチャー・プレゼンス 仮想現実の未来がとり戻す「つながり」と「親密さ」, ハーパーコリンズ・ジャパン (2019/4/10)

netenは、VRを使ったトランステックに取り組んでいます。その方向性は大きく2つあります。ひとつはVRを使ったメディテーションで、もうひとつは、VRを使った新たな認識の視点を得るためのものです。

ここではVRを使ったメディテーションについてお伝えします。

VRメディテーション技術については、VRを通して「何を見るのか」という点で以下の2つがあります。

  1. VR映像を見て、その中でメディテーションを行うもの
  2. 三人称視点で自分を見ながらメディテーションを行うもの

三人称視点VRについてはこちらの記事で詳述していますので、ここでは「VR映像を見て行うメディテーション」についてさらに詳しく解説します。

「VR映像を見て行うメディテーション」は、どの時空間で意識体験をするかで以下のようにさらに2つに分類します。

  1. VR技術を使わないとできない「同時空内」の意識体験
  2. VR技術ではじめて表現可能な「時空を超えた視点」の意識体験

これはわかりやすく言えば、前者は四次元時空内での体験、後者は五次元以上の次元での体験ということです。

VR技術を使わないとできない「同時空内」の意識体験

  • 今からヒマラヤに行って、メディテーションする
  • 月の上に立って、メディテーションする
  • 次は、太陽にまっすぐ突き進みながら、メディテーションする

ということがVRで可能になります。

これが、VR技術を使わないとできない「同時空内」の意識体験のイメージです。実写またはCGで合成した映像を使ったVRにより、今ここから、例えば月の上にワープすることが可能です。

月面に降り立つVR映像

ヘッドセットをかぶると実際にそこにいるという感覚になるのです。これがVRはワープテクノロジーであると言っている理由です。

私たちは、VR技術を使わないとできない同時空内でメディテーションをする体験が与える意識への影響を様々な実験を通して研究しています。

VR技術を使わないと体験できない同時空とは、今ここにあるエネルギー場とは違うエネルギー場です。それを体験することでその人の意識時空間の情報量が飛躍的に増えてきます。このことによってメディテーションが深まると私たちは考えています。

VR技術ではじめて表現可能な、時空を超えた視点の意識体験

VR技術で「はじめて」表現が可能な、時空を超えたVR体験とは、例えば

  • 数学上の概念であるユークリッド空間に入る
  • 完全なる球体の上を歩く
  • 自分自身の周りに、完全なる球体を作る
  • 自分自身で、完全なる直線を掴む

などです。これらのVR空間では、現実の時空間では不可能な体験が可能になります。

メディテーションにおける「悟り」は、五次元という異次元感覚を獲得することが目的です。そのための方法の1つとして、四次元時空の抽象度を上げていくことで、五次元空間に至るという道があると私たちは考えています。そして、抽象度を上げていく時に幾何学的な空間認識というものに現実の認識の感覚がシフトしていくと考えています。

抽象度を上げ、異次元の感覚を獲得するといった体験するために、私たちが研究しているのが日本古来のメディテーション方法である「鎮魂法」です。

鎮魂(ちんこん)における「玉を見る」という行為を、ユークリッド空間内で玉を見るという体験に変えることで、メディテーションの新たな視点を獲得することが可能であることがモニターによる体験結果から分かっています。

VR技術で表現可能な、時空を超えた視点の意識体験の技術を応用して、私たちはマインド(精神)を最適化するためのマインドプロセッサープログラムを開発しています。このプログラムでは、抽象度の高い世界に自分自身を置くことで自分自身のバーストラウマや、その他のトラウマの解消が可能であると考えています。

また、宇宙存在との一体感覚というのを体験するためのプログラムを開発しています。



この技術は、次の技術をもとにしています。


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