燕三条・株式会社ホリエ

1988年よりチタン製品の製造・加工・技術開発を行うチタン専門メーカー。陽極酸化法によりチタンに緻密なグラデーションの発色を持たせる技術は世界でホリエのみが有し、世界各国でモニュメントの発色などを請け負う。2重タンブラーの他、自由な発想と高い技術力でチタンの特徴を活かした製品を展開。チタン製の魔法瓶を世界で初めて開発。

チタン加工、世界最高クラス

ロゴストロン信号発信機「LOGOSTRON 100 Ti」「BETTEN」「Nigi」や山梨大学の井坂教授との共同開発したアート作品である「Isakart」シリーズに取り付けているロゴストロンチップ、またペンダント「Hafuri II」などにチタン素材は使われています。

チタンは強度や耐食性に優れ、生体親和性が高く人間の体内に埋め込むパーツなどに一般に活用されています。また、チタンは光触媒作用によって有害物資を除去したり、極低温特性や超電導特性など他の金属には珍しい多くの特徴を備えています。

こういった物性以外にも、酸化皮膜による鮮やかな発色を利用したアート作品や、音の内部減衰率が低く振動他の媒体に伝えやすい性質を利用した高域スピーカーの振動板や、チェロやギターなどの音響特性向上に応用されるなど、さまざまな活躍の場が今後増えていく素材です。

しかし、チタンは難加工材で鉄のように任意の形に加工することが困難です。また酸化皮膜による表面発色技術も日本の限られたメーカーにしか存在しません。

そんな中、私たちは「結晶華飾処理」というチタンの表面処理方法を独自に開発した新潟県燕市のとあるチタン専門のメーカーさんとご縁をいただきました。

日本が世界に誇る技術

ホリエ社の社長は陽極酸化の発色加工する技術は独学で作り上げました。つまりこの表面処理方法のノウハウはこの会社にだけあります。

燕三条では有名な話だそうですが、iPhoneやMac Bookのアルミのボディの加工技術は、燕三条のある職人さんの会社の技術でした。その会社にある日、Appleから大量発注とApple社からスタッフが大量に来て、全部写真を撮っていった総です。その後契約が終わってApple社は自分たちでこのアルミ加工を真似してやるようになったということです。

実は燕三条にはものすごい技術力がいっぱいあって、色んな分野でそういった事が起きています。そんな世界の技術の発信地である燕三条において、ホリエ社はチタン加工においてNo.1の技術力を持つ会社です。

ただ、そもそもチタンは難加工材である上に、素材そのものが高価です。従って、一般のメーカーにとっては、筐体をわざわざチタンにする意味や必要性というのは付加価値を付けたり、高級感を満たせるため以外にありません。

しかし、ロゴストロン製品は、発信能力が高まるようにするためにボディをチタンにしています。一般には、チタンの筐体加工みたいなことをすることはないのでホリエ社にとっても、これはほぼ経験がなかった分野でした。特に、BETTENのような大きい形の筐体を絞り加工でやるということは前例がありませんでした。

ホリエ社による数々の試作や技術の工夫を通して、アート作品のように美しく、身体に馴染むロゴストロン製品はこうして生まれているのです。

チタンについての詳細はこちら

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